宇宙ってなんだ!?

ようこそ、宇宙を探検する君へ!まずは宇宙がどんなところなのかを知ろう!!

宇宙(うちゅう)を知っているかな?

私たちが住んでいる地球(ちきゅう)より外にある、場所のことを宇宙というんだ!宇宙にはいろいろなものがあるよ。

実は宇宙がどこから始まるかの決め方は一つじゃないんだ。一番有名なのは、私たちが住んでいる地上から100km(キロメートル)より上が宇宙だという考え方だよ!100kmってどれくらいの高さなんだろうか、いまいちピンと来ないかもしれない。100kmがどれくらい高いかを知る為に、一度飛行機について考えてみよう!いろいろな国に行きかう飛行機はだいたい地上から、10km(正確には8kmから12km)上ぐらいの高さを飛んでいるんだ。つまり、宇宙は飛行機が飛んでいる高さの10倍より上のセカイってこと!!こんなに高くなってしまうと、飛行機は飛べないし、すごく寒いし、真っ暗なセカイが広がっているんだ。そんな私たちが暮らしている地上とはぜんぜん様子がちがう宇宙だけど、これまで、何人もの宇宙飛行士(宇宙にいくうこそ、宇宙を探検する君へ!まずは宇宙がどんなところなのかを知ろう!!

 宇宙(うちゅう)を知っているかな?

 

私たちが住んでいる地球(ちきゅう)より外にある、場所のことを宇宙というんだ!宇宙にはいろいろなものがあるよ。

 

実は宇宙がどこから始まるかの決め方は一つじゃないんだ。一番有名なのは、私たちが住んでいる地上から100km(キロメートル)より上が宇宙だという考え方だよ!100kmってどれくらいの高さなんだろうか、いまいちピンと来ないかもしれない。100kmがどれくらい高いかを知る為に、一度飛行機について考えてみよう!いろいろな国に行きかう飛行機はだいたい地上から、10km(正確には8kmから12km)上ぐらいの高さを飛んでいるんだ。つまり、宇宙は飛行機が飛んでいる高さの10倍より上のセカイってこと!!こんなに高くなってしまうと、飛行機は飛べないし、すごく寒いし、真っ暗なセカイが広がっているんだ。そんな私たちが暮らしている地上とはぜんぜん様子がちがう宇宙だけど、これまで、何人もの宇宙飛行士(宇宙に行って探索をするパイロットたちのこと!)が勇敢にも宇宙に行って、いろんなミッションをしている。(画像出典 ファン!ファン!JAXA!)

 

飛行機ですら高すぎて行くことができない宇宙、そんな宇宙を探索するために、人間はとあるヒミツ兵器を開発したんだ。そのヒミツ兵器はロケット!ロケットはとても大きい装置で、中には宇宙飛行士ががミッションをする部屋や、荷物がある部屋、そして燃料がある部屋などがあるんだ。宇宙に向かって飛び立つときは、地面からまっすぐ宇宙に向かって飛び立つ。この時、燃料をもやして、たくさんのガスを出すんだ。そしてガスが出ることでものすごいエネルギーを作り出し、それを利用してロケットは宇宙へと飛び立っていくんだ。ロケットは宇宙に向かってすごい速さで飛んでいく。なんとその速さは最大で一秒間に10km以上!!これは銃を撃って出てくる銃弾が飛ぶ速度よりも早いんだ。そんなものすごい速度で飛ぶロケットの中では、あまりにロケットが早いため、中にいる宇宙飛行士は、まるで自分が壁に押し付けられているように感じるんだ。これは地球の中心から、外に出ていこうとするロケットに、地球に向かって引っ張る力が強くなるからなんだ。そうして発射から10分ぐらいロケットが進むと、ついに宇宙飛行士は宇宙に到着するんだ。これまでに、ロケットを使って595人が宇宙に行ったとされているよ。(出典 JAXA有人宇宙技術部門 よくあるご質問)

 

さぁ、ココからは宇宙の姿や、宇宙にあるいろいろなものについてみていこう!!

宇宙ってどんなところなの??

これまでの研究で宇宙に関していろいろなデータがあつめられているんだ。そのどれもが地球とは違って、不思議に満ち溢れているんだ。

まずは宇宙がどんな場所なのかを見てみよう!!

1,宇宙には空気がない!!

地球には私たちが生きるために必要な酸素が入った「空気」がある。でも宇宙には空気がない!つまり人間は宇宙に行っても、そのままじゃ息ができないんだ。そこで研究者たちは、宇宙でも生活できるように、宇宙服を開発したんだ。

宇宙に空気がないと、ほかにも面白いことが起きる。空気がないと、「音」がなくなってしまうんだ。音は、空気がふるえることでそれが私たちの耳に伝わって音として聞こえる、これが音が聞こえるしくみなのだが、宇宙には空気がないので、そもそもふるえるための空気がない。つまり、宇宙でどれだけ叫んでも、それは音にならず、ほかの人には聞こえないんだ!

 

2,宇宙には重力がない!!

宇宙に行くと、私たちの体はぷかぷかと浮かぶ。これは「重力」が関係しているんだ。地球で暮らしている私たちは浮かんだりしない。これは地球の真ん中から、私たちを引っ張っているからなんだ。この引っ張る力のことを「重力」といい、重力があるおかげで、地球のすべてのものは地面にくっついていられるんだ。この時、地面についていないものが重力によって地面につくまでの動きを「落ちる」というよ!

 

しかし、宇宙に行くと、この引っ張る力がほとんどなくなってしまう。すると、私たちの体はプールに入ったときのようにふわふわと浮いてしまうんだ。宇宙に行ったロケットの中の様子をのぞいてみると、宇宙飛行士がロケットの中で上や下にふわふわと浮かびながら生活をしているのがわかるんだ。

3,宇宙はとんでもなく広い!!

地面から100kmより上に、宇宙が広がっているんだ。じゃあ、宇宙に終わりはあるんだろうか?実は宇宙は今も大きくなり続けているんだ!

宇宙は、今からずーっと昔にビッグバンと呼ばれる大きな爆発によってできたと考えられているんだ。そこから私たちの地球ができた後も宇宙はものすごい速さで大きくなり続けているんだ。その大きさががあまりに大きすぎて、、人間が大きな望遠鏡を使っても、宇宙がどこまで広がっているかをすべて目で見ることはできないんだ。今のところ、人間が見ることができるだけでも宇宙は最大で「470億光年先」まで広がっているんだ。ここで、470億光年がいったいどれくらいの距離化を知るために、まずは「光年」とは何か解説しよう!(画像

(Space Science Update, NASA, STScI, 2000/2/3)

 

「光年」は「光」が一年間で進む距離のことなんだ。部屋の電気をつけるとき、スイッチを押したらすぐに部屋が明るくなるよね。実はこの時、押した瞬間に一気に部屋が明るくなっているのではなくて、実は光がものすごい速さで部屋中に広まって、部屋を明るくしているんだ。なんとその速さは秒速30万キロメートル‼これは一秒間に地球を7周半してしまうとてつもない速さなんだ。そしてその光が一年間ですすむ距離のことを「一光年」というんだ。そんな光ですら、端まで470億年というとてつもない時間がかかる距離にまで、宇宙は大きくなっているんだ。

4、宇宙には星がある!!

晴れているお昼に空を眺めると、明るく太陽が輝いているね。実は太陽は地球と同じように、星の一つなんだ。しかし、地球は太陽のように輝いてはいないよね。一体何が違うんだろう?

実は宇宙にある星は一種類ではないんだ。宇宙にある星の種類は大きく分けて、三種類!それぞれの種類がどうやってできたかを見ていこう。

1,恒星

太陽などの、自ら光る星のことを恒星(こうせい)というよ!恒星は大きな燃えるガスの塊のようなもので、地面がないんだ!中ではエネルギーを生み出し続けていて、かがやき続けるんだ。宇宙にはたくさん恒星がある。そして太陽は地球から一番近い場所にある恒星なんだ。だからほかの恒星よりもずっと明るくて、太陽から出た光が地球に当たっている間は、「昼」になるんだ。なんと太陽の表面の温度は6000℃というとても高い温度で、(人の通常体温は約36℃、水は100℃でぼこぼことふっとうするよ)さらに太陽の中心の温度は1600万℃というとてつもない温度になっているんだ。

また、夜に夜空を見上げると、キラキラと輝く星を見ることができるよね。そうやって輝いている星はすべて恒星で、太陽と同じように、燃えているんだ。そしてその大きさ、温度はそれぞれ違っていて、温度や、大きさが太陽の何十倍もある恒星もあるんだ!

さらに、こうした恒星は他の星を恒星自身の大きな重力によってひっぱり、恒星を中心にしたいくつかの星のまとまりを作ることがあるよ。実は私たちが住んでいる地球や、その近くにある星も、太陽の重力に引っ張られていているんだ。このまとまりのことを太陽系というよ!(画像出典 space media 『恒星と惑星の違いとは? 〜恒?惑?〜』)

 

2,惑星

惑星(わくせい)は、地球のように、太陽などの恒星の回りをまわっている星のことを言うんだ。惑星は地球と同じように、ボールの形をしているんだ。太陽系では、太陽に近い順番に、すい星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星と、8つの惑星が太陽の周りをまわっているよ。そのどれもが違う大きさで、地球より小さいものや、大きいもの、温度が低いものや高いものなど様々なものがあって、太陽系の外にも、同じように恒星の回りをまわる惑星がいくつもあるんだ。

(画像出典 space media 『恒星と惑星の違いとは? 〜恒?惑?〜』)

3,衛星

衛星の周りをまわっている星を衛星(えいせい)というんだ。地球には月があるよね。あれも衛星の一つで、なんと、太陽系の中では、もっとも大きな衛星なんだ。ほかにも、木星という星の回りにはなんと79個もの衛星が回っているんだ!つまり、月ほどの大きさはないけど、79個の月が一つの惑星の回りをまわっている、面白いことが起こっているんだ。

 

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