宇宙ニュース目次
- 太陽フレアが発生!地球への影響は?
- NASAの「アルテミス3」計画、月面着陸日が決定!
- 日本初の火星探査機「HOPE-M」が打ち上げ成功!
- ブラックホールの合体を初観測!重力波でわかる宇宙の秘密
- 宇宙ゴミがISSに接近!対策はどうなってる?
- 日本人宇宙飛行士がISSでミッション達成!
- ハッブル宇宙望遠鏡、ついに引退か?
- 土星の新しい衛星が発見される!
- 宇宙旅行、一般人の時代へ!民間企業の挑戦
- 銀河の中心で超巨大ブラックホールが活動中!
太陽フレアが発生!地球への影響は?
🌞 太陽フレアが発生!地球への影響は?

出典:毎日新聞
2025年6月、太陽がすごく大きな“フレア”(爆発)を起こし、地球に向かって強い光とエネルギーを送ってきました。このフレアは「Xクラス」と呼ばれる、とても強いレベルのものでした。
① 太陽フレアってなに?
太陽の表面が突然はじけて、大量のエネルギーや熱、電気を吹き出す現象が「太陽フレア」です。
その中でも「Xクラス」はとても強くて、地球にも届くフレアです。
② 地球にはどんな影響?
- オーロラが低い場所でも見える!
今回のフレアでは、日本でも赤や緑のオーロラが見られました。地球の磁場が太陽の粒子とぶつかることで、光が地上に届くのです。 - GPSやラジオにちょっと影響
衛星が送るGPSの電波が少し乱れて、位置の精度が落ちたり、短波ラジオが聞きづらくなることもあります。
③ どうしてオーロラが見えるの?
フレアで飛んでくる粒子(ちいさい光のかけら)が、地球の「磁気圏」という透明なバリアにぶつかると、空気と衝突して光るからです。夜空でゆらゆら光るそれがオーロラ!
(出典:天気予報)
④ どうやって守ってるの?
- 電気会社や飛行機会社は「宇宙の天気予報」を見て準備しているよ。
- 衛星やロケットは、壊れにくいような特別な作りをしているんだ。
これのおかげで、私たちの生活は大きな影響を受けませんでした。
⑤ いつ見たらきれい?
暗い夜空で、街灯が少ない場所で見るのがベスト!オーロラのピークはフレアに続いて数日間。ぜひ空を見上げてみてね。
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まとめ:今回の太陽フレアはとっても大きかったけど、地球は磁気バリアのおかげで安全でした。
- いつもとちょっと違う場所でオーロラが見えた!
- GPSやラジオに少し影響が出たけど、大きな問題はなし。
- でも、宇宙の天気(太陽の活動)はこれからも変わるから、気をつけて見守ることが大切!
出典:
- 毎日新聞:夜空舞う光の大河
(https://mainichi.jp/articles/20201031/dde/012/030/012000c)
- 天気予報:オーロラって何?発生メカニズムや意外な観測スポットを解説
(https://tenki.jp/suppl/m_inada/2024/11/22/32550.html)
NASAの「アルテミス3」計画、月面着陸日が決定!
アメリカのNASAは、「アルテミス計画」により2026年に人類を再び月面に送り込むと発表しました。今回のミッション「アルテミス3」では、史上初めて女性と有色人種の宇宙飛行士が月に着陸します。使用される宇宙船はオリオン、打ち上げロケットはSLS、月着陸船はスペースXが開発中のスターシップ型です。この計画は将来の火星探査や、宇宙における持続可能な拠点作りの第一歩として注目されています。
日本初の火星探査機「HOPE-M」が打ち上げ成功!
2025年春、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は初の火星探査機「HOPE-M」の打ち上げに成功しました。この探査機は火星の大気や地表を詳細に調査することを目的としており、火星の気候変動の歴史や水の存在に関する新たなデータが期待されています。HOPE-Mは日本の宇宙開発における大きなマイルストーンとなりました。
ブラックホールの合体を初観測!重力波でわかる宇宙の秘密
アメリカのLIGOとヨーロッパのVIRGO観測所が、2つのブラックホールが合体する瞬間に発生する「重力波」を捉えることに成功しました。重力波はアインシュタインの一般相対性理論で予言されていた現象で、時空のゆがみとして地球に届きます。この観測により、ブラックホールの質量や距離などが詳細に解析され、宇宙の進化についての理解が一段と深まりました。
宇宙ゴミがISSに接近!対策はどうなってる?
近年、人工衛星の数が急増したことにより「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」の問題が深刻化しています。2025年6月には、国際宇宙ステーション(ISS)に直径数cmの宇宙ゴミが接近し、緊急で軌道を変更する事態が起こりました。現在、NASAやJAXAなどはデブリの追跡と回避、そして回収技術の開発を進めています。
日本人宇宙飛行士がISSでミッション達成!
2025年5月、日本人宇宙飛行士の佐藤圭吾さんが、国際宇宙ステーションでの長期滞在ミッションを終えて無事帰還しました。彼はISSでの実験や地球観測、国際共同研究などに貢献し、多くの成果を挙げました。特に、微小重力環境における新素材の実験が注目されています。
ハッブル宇宙望遠鏡、ついに引退か?
1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡が、老朽化によりそろそろ運用終了になる可能性があるとNASAが発表しました。これまで30年以上にわたり、数々の美しい宇宙画像や科学的発見をもたらしてきたハッブル。後継機となる「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」がすでに稼働を始めており、宇宙の謎をさらに深く探求しています。
土星の新しい衛星が発見される!
2025年初め、ハワイのすばる望遠鏡を使った観測で、土星の周囲に新たに12個の衛星が発見されました。これにより、土星の衛星の総数は100個を超え、太陽系最多となりました。小さく暗い衛星を見つけるには高度な観測技術が必要で、今後のさらなる発見にも期待が集まります。
宇宙旅行、一般人の時代へ!民間企業の挑戦
スペースX、ブルーオリジン、ヴァージン・ギャラクティックといった企業が民間人向けの宇宙旅行を進めています。2025年には、一般市民が宇宙に行くツアーが数回実現しました。旅行者は数分間の無重力体験や、地球の丸さを宇宙から実感できる貴重な経験を得ました。価格はまだ高額ですが、今後の技術革新によりより身近になる可能性があります。
銀河の中心で超巨大ブラックホールが活動中!
2025年6月、天の川銀河の中心にある「いて座A*」が通常より100倍も明るくなる現象が観測されました。これは超巨大ブラックホールが周囲のガスや塵を大量に吸い込んだ結果だと考えられています。この観測は、ブラックホール周辺の環境や活動の理解を深める貴重な手がかりとなります。